孤独な雨

悲しみは雨のように降り続く。桃水詩集。

粉雪のバレンタイン

粉雪のバレンタイン あなたと待ち合わせ

言葉にならない思い チョコであなたに伝えたい

 

出逢った頃から打ち解けて

仲良く過ごして来たけれど

二人の気持ち確かめないまま

 

初めて逢ったその日から

ほのかに恋をしてたけど

想いは日に日に大きくなった

 

壊してしまうのが怖いから

曖昧に気持ちを伝えたい

一人の部屋なら何度も言える

好きです。好きです。好きです…

 

粉雪のバレンタイン あなたと待ち合わせ

言葉にならない想い チョコで気付いてくれたなら

 

レストラン 食事のあと

さりげなく チョコを渡した

どうか神様 想いを伝えて下さい

 

「ありがとう」のあと 彼はつづけた

「僕の彼女になってくれませんか

ずっと言ってなかったね 好きだよ」と

 

エスの答え クールに言いたかったけど

自然に涙が ポロポロこぼれた

今なら あなたの前で 何度も言える

好きです。好きです。好きです。

 

粉雪のバレンタイン この日を二人

忘れずにいようね 神様ありがとう