季節(とき)の過行くままに  詩の保管庫  桃水ブログ

言葉や詩の保管庫 個人の作品です。気になさらないで下さい。

冬至 初候 乃東生  21,12/22~12/25

とうじ

冬至とは、一年で最も昼が短く、夜が長い頃のこと。

これから日が伸びていくので、古代には冬至が一年の始まりでした。

 

なつかれくさしょうず

さまざまな草木が枯れる冬の中で、

他のものとは逆に、緑の芽を出しているのが夏枯れ草(乃東)です。

 

クリスマス

キリストの降誕を祝うお祭り。

太陽の復活という意味がある、

冬至のお祭りと合体したという説もある。

 

柚子湯

冬至といえば柚子湯。冬至と湯治をかけたという説もあります。

かつては一年の始まりだった冬至に、

柚子の香りや薬効で身体を清める禊の意味があったといわれます。

 

今日はしも 柚子湯なりける 旅の宿   高浜虚子

 

季節記

 

 

 

大雪 末候 鱖魚群  12/17~12/21

さけのうおむらがる

鮭が群れをなして、川を遡る頃。

 

アイヌの智恵

川を上ってくる鮭ですが、

アイヌの人たちは下流で取り尽くさずに、

中流や上流で暮らす人達のことを考えて、

節度ある漁をすると言います。

我々も見習うべきだと思います。

 

椿(季語は春)

万葉集の時代から数々の歌に詠まれ、

近世では茶人に好んで用いられてきた椿。

花一輪ごとぱたっと落ちるさまは落椿と呼ばれ、

塵際まで印象的です。

 

落椿 投げて暖炉の 火の上に  高浜虚子

 

 

大和言葉を愛でる

【平らか】たいらか

心が安らかなさま。

大雪 次候 熊蟄穴  21,12/12~12/16

くまあなにこもる

熊が冬眠の為に穴に入って、冬もぐりこむ頃。

 

小春日和と冬日

小春とは陰暦十月の別称であり、現行暦に直すと十一月の相当する。

この時期の穏やかで暖かい日を小春日和と呼びます。

十二月も中頃になれば、このような日の呼び名は冬日和となります。

 

枇杷の花

枇杷は六月ごろに実を結び、

花は12月頃に盛りを迎える。

花びらはごわごわした触感で、

クリーム色の花弁がいくつも集まって咲く。

 

枇杷の花 大やうにして 淋しけれ  高浜虚子

 

季節記

この間散歩していたら、枇杷の花を見つけました。

窮屈そうに咲く花も、この時期なら、

身を寄せ合って、温め合っているように見えます。

 

大和言葉を愛でる

【気圧される】けおされる

相手の勢いや全体の雰囲気などにおされて、

気持ちがひるむ。

 

大雪 初候 閉塞成冬 12/7~12/11

たいせつ

大雪とは、いよいよ本格的に雪が降り始める頃

 

そらさむくふゆとなる

天地の陽気が塞がり、真冬が訪れる頃。

 

雪虫

風のない冬の日に、空中を漂う小さな虫のこと。

お尻に白い綿のような分泌物を付けて、

雪が舞うように飛ぶことが名前の由来。

雪虫が飛んだら次の日は雪が降るんだよ」と、

北国では言われているそうです。

 

雪虫や 飛行機雲の 縦横に  藤本きさら氏

 

季節記

去年、苺を二株買ったのですが、今では十五株に増えました。

年二回収穫できる種類なのですが、まとまって出来るのではなく、

ばらばらに少数ずつ出来てます。凄く甘くて美味しい。

小粒ですが、街で売っているのより味はいいです。

 

大和言葉を愛でる

【心急く】こころせく

心がやたら急ぐ。気持ちが焦る。

小雪 末候 橘始黄  21,12,2

たちばなはじめてきばむ

橘の実がだんだん黄色くなってくる頃。

 

古くから日本に自生していいた常緑の樹。

国内の柑橘系で唯一の野生種とされています。

 

冬日

日差しの弱い冬の日中に降り注ぐ、日の当たる場所。

寒さの中で感じるポカポカした太陽の温もりは、

幸せな気分になる。

 

大空の 片隅にある 冬日かな  高浜虚子

 

大和言葉をめでる

【倦まず弛まず】うまずたゆまず

飽きたり、だらけることなく。

 

数行日記

冬日向に包まれた公園のベンチに腰掛けて、

詩集など読みたいものです。

十二月 師走の行事

お歳暮(十二月初旬から二十日頃迄)

歳暮とは元来、年の暮のことを指しましたが、

いつの頃からか、「贈り物」がお歳暮という名称になりました。

 

冬至(22日)

冬至の柚子湯

冬至に柚子湯に入ると風邪を引かず、

無病息災で過ごせるという言い伝えから。

柚子という木が病気に強いことにあやかったとか。

 

冬至の南瓜

冬至にかぼちゃを食べる習慣は、野菜が不足しがちなこの時期に、

ビタミンやカロチンを補給するという目的があります。

我が家では大抵、ほうとうにしていただきます。

 

クリスマス(25日)

クリスマスはキリストの降誕を祝う日で、

キリストのミサという意味があります。

日本では宗教上の意味から離れて、

年末のイベントの一つとして、国民に定着しています。

 

晦日(31日)

除夜の鐘

晦日に寺院でつかれる百八つの鐘のことを言います。

最近はウルセーというクレームが出ているそうな。

僕らの子供の時代では考えられないコメディが、

実際に起こっているみたいです。

 

年越しそば

晦日に、そばを食べて新しい年を迎える習慣があります。

細く長く達者に暮らせるという願いからだそうです。

またそばが切れやすい事から、一年の災厄を断ち切るという理由から、

食べるようになったとも言われています。

年越しの瞬間に食べていなければならない訳では無く、

夕食時に普通に召し上がられてもいいそうです。

 

今年最後の月です。終わり良ければ総て良しにしたいですね。

寒さにお気を付けください。お大事に。

小雪 次候 朔風払葉  11/27~12/1

きたかぜこのはをはらう

朔風とは北風のことで、

冷たい北風が、木々の葉を払い落とす頃。

 

木枯らし

一般に木枯らしとは、晩秋から初冬にかけて、

木を枯らしてしまうほどの強い北風をいう。

その基準は、霜降から冬至までに吹く北寄りの風であり、

風速八メートル以上と定められている。

 

木枯らしや 目刺しにのこる 海の色  芥川龍之介

 

大和言葉を愛でる

【慕わしい】したわしい

心が惹かれて、その人の後を追いたくなるような、

気持ちがするさま